平成30年10月農業気象速報上旬

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概要

第40巻28号
宮崎県農業気象速報
平成30年10月上旬
宮崎地方気象台
平成30年10月12日

気象概況

期間のはじめと終わりは、高気圧に覆われて概ね晴れたが、中頃は、台風第２５号や前線、湿った空気の影響で日降水量が100ｍｍを超える大雨となった所があった。このため、５日に日最大１０分間降水量を鞍岡で7.5ｍｍ、西米良で16.5ｍｍ、日最大１時間降水量を西米良で51.0ｍｍ、日降水量を西米良で301.0ｍｍを観測、日最大瞬間風向・風速を神門で15.6ｍ/ｓ（東南東）を観測し、それぞれ１０月の１位を更新し、また、５日は暖かい空気の影響で、日最低気温を西都で24.6℃、赤江で24.9℃、串間で25.4℃を観測し、日最低気温の高い方からの１０月の１位をそれぞれ更新した。
県内各地の旬平均気温は、平年差+0.4℃～+1.7℃で平年より高く、延岡、宮崎では平年よりかなり高かった。旬降水量は、83.5ｍｍ～394.5ｍｍ（平年比178％～790％）で平年よりかなり多く、古江、延岡、串間では平年より多かった。旬日照時間は、平年比85％～122％の平年並で、西都、宮崎、串間では平年より多く、加久藤では平年より少なかった。
宮崎市の旬平均気温は平年よりかなり高く、旬降水量は平年よりかなり多く、旬日照時間は平年より多かった。