令和3年7月農業気象速報上旬

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概要

第43巻19号
宮崎県農業気象速報
令和3年7月13日

気象概況

高気圧に覆われて晴れた日もあったが、梅雨前線や湿った空気の影響を受け、曇りや雨の日が多かった。９日は加久藤で日最大瞬間風速17.0ｍ/ｓを観測し、７月の極値を更新した。10 日は梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、南部山沿いでは記録的な大雨となり、えびの市に大雨特別警報を発表した。小林では日最大１時間降水量78.5ｍｍを観測し、年間を通して極値を更新。日最大10 分間降水量19.5ｍｍを観測し、７月の極値を更新した。県内各地の旬平均気温は、平年差＋0.3℃～＋1.8℃で西都、赤江、串間は平年よりかなり高く、他は平年並か平年より高かった。旬降水量は、13.0ｍｍ～505.0ｍｍ（平年比7％～181％）で加久藤は平年よりかなり多く、小林は平年より多く、赤江は平年よりかなり少なく、他は平年並か平年より少なかった。旬日照時間は、平年比40％～104％で平年並か平年より少なかった。
宮崎市の旬平均気温は平年より高く、旬降水量は平年より少なく、旬日照時間は平年並だった。