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概要
第42巻19号
宮崎県農業気象速報
令和2年7月15日
気象概況
高気圧に覆われて晴れた日もあったが、期間を通して、梅雨前線や湿った空気の影響で曇りや雨の日が多かった。また、この期間は、気温が平年より低く推移し、2日に日最低気温が小林16.6℃を観測し、日最低気温の低い方からの7月の極値を更新した。特に4日は、梅雨前線が九州付近に停滞したため大雨となった所があり、日最大10 分間降水量が国富17.5 ㎜、高千穂15.0 ㎜、日最大1時間降水量が西米良70.0 ㎜を観測し、それぞれ7月の極値を更新、更に加久藤では、日最大1時間降水量74.5 ㎜を観測し、観測史上1位を更新した。
生物季節観測では、あぶらぜみの初鳴を平年より7日早い2日に観測した。
県内各地の旬平均気温は、平年差-1.9℃~-0.9℃で小林は平年よりかなり低く、他は平年より低かった。旬降水量は、253.5 ㎜~1014.5㎜(平年比199%~665%)で高千穂、鞍岡は平年より多く、他は平年よりかなり多かった。旬日照時間は、平年比38%~65%で都城、宮崎、油津、串間は平年よりかなり少なく、他は平年より少なかった。
宮崎市の旬平均気温は平年より低く、旬降水量は平年よりかなり多く、旬日照時間は平年よりかなり少なかった。
日々の天気概況 | 宮崎市の昼間の天気 | |
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1日 | 湿った空気の影響を受けたが、次第に高気圧に覆われた。 | 晴時々曇 |
2日 | 高気圧に覆われたが、次第に湿った空気の影響を受けた。 | 曇時々晴 |
3日 | 梅雨前線の影響を受けた。 | 大雨 |
4日 | 梅雨前線の影響を受けた。 | 大雨後曇時々晴、雷を伴う |
5日 | 梅雨前線の影響を受けた。 | 雨時々曇、雷を伴う |
6日 | 梅雨前線や湿った空気の影響を受けた。 | 雨時々曇、雷を伴う |
7日 | 梅雨前線や湿った空気の影響を受けた。 | 大雨時々曇、雷を伴う |
8日 | 梅雨前線や湿った空気の影響を受けた。 | 曇時々雨、雷を伴う |
9日 | 梅雨前線や湿った空気の影響を受けた。 | 雨時々曇 |
10日 | 梅雨前線や湿った空気の影響を受けた。 | 曇時々雨、雷を伴う |