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概要
第42巻5号
宮崎県農業気象速報
令和2年2月中旬
宮崎地方気象台
令和2 年 2月21日
気象概況
期間の初めと終わりは、高気圧に覆われて概ね晴れた日が多かったが、中頃は、低気圧や前線の影響で曇りや雨の日があった。特に14日は、前線を伴った低気圧が九州南部付近を通過したため、日最大1時間降水量が北方14.5 ㎜、日之影12.0 ㎜を観測、日最大10 分間降水量が北方4.5 ㎜を観測し、それぞれ2月の極値を更新した。また、冬型の気圧配置と強い寒気の流れ込みにより、17 日は初雪(平年より27 日遅い)を、18 日は鰐塚山の初冠雪(平年より31 日遅い)を観測した。
生物季節観測では、うぐいすの初鳴を平年より7日早い18 日に、もんしろちょうの初見を平年より10 日早い20 日に観測した。
県内各地の旬平均気温は、平年差+1.3℃~+3.0℃で神門、小林は平年よりかなり高く、他は平年より高かった。旬降水量は、39.5 ㎜~193.0 ㎜(平年比97%~229%)で鞍岡、えびの、小林、都城は平年よりかなり多く、他は平年より多かった。旬日照時間は、平年比70%~100%で全ての観測所で平年並か平年より少なかった。
宮崎市の旬平均気温は平年より高く、旬降水量は平年より多く、旬日照時間は平年並だった。
日々の天気概況 | 宮崎市の昼間の天気 | |
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11日 | 高気圧に覆われた。 | 晴 |
12日 | 前線の影響を受けた。 | 雨 |
13日 | 高気圧に覆われた。 | 晴 |
14日 | 低気圧や前線の影響を受けたが、次第に高気圧に覆われた。 | 雨後時々曇一時晴 |
15日 | 低気圧や前線の影響を受けた。 | 雨時々曇 |
16日 | 低気圧や前線の影響を受けた。 | 雨後曇 |
17日 | 冬型の気圧配置となった。 | 晴後一時雨 |
18日 | 冬型の気圧配置となったが、次第に高気圧に覆われた。 | 晴 |
19日 | 高気圧に覆われた。 | 晴 |
20日 | 気圧の谷の影響を受けたが、次第に高気圧に覆われた。 | 晴時々曇 |