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概要
第41巻27号
宮崎県農業気象速報
令和元年9月下旬
宮崎地方気象台
令和元年10月2日
気象概況
高気圧と気圧の谷や湿った空気の影響を交互に受け、天気は数日の周期で変わり、日降水量が100mmを超える大雨となった所があった。21日から22日は、東シナ海から対馬海峡を通過し日本海に進んだ台風第17号の影響で暖かく湿った空気が流入し、21日の日最大1時間降水量が赤江で109.5mmの猛烈な雨を観測、宮崎でも75.5mmの非常に激しい雨を観測し、解析雨量では宮崎市付近で120mm以上の猛烈な雨となり、記録的短時間大雨情報を発表するなど荒れた天気となった。
生物季節観測では、モズの初鳴を平年より13日遅い23日に観測した。
県内各地の旬平均気温は、平年差+0.6℃~+2.4℃で加久藤、小林、串間では平年よりかなり高く、他は平年より高かった。旬降水量は、35.5mm~483.0mm(平年比41%~561%)で諸塚、神門、西米良では平年よりかなり多く、野尻、都城、深瀬、串間では平年並で、他は平年より多かった。旬日照時間は、平年比53%~99%で高千穂、日向では平年よりかなり少なく、加久藤、油津、串間では平年並で、他は平年より少なかった。
宮崎市の旬平均気温は平年より高く、旬降水量は平年より多く、旬日照時間は平年より少なかった。
日々の天気概況 | 宮崎市の昼間の天気 | |
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21日 | 台風第17号の影響を受けた。 | 大雨後曇 |
22日 | 台風第17号の影響を受けた。 | 大雨時々曇、雷を伴う |
23日 | 気圧の谷や湿った空気の影響を受けた。 | 晴後曇 |
24日 | 気圧の谷や湿った空気の影響を受けたが、次第に高気圧に覆われた。 | 晴時々曇一時雨 |
25日 | 高気圧に覆われたが、一時湿った空気の影響を受けた。 | 晴時々曇 |
26日 | 気圧の谷や湿った空気の影響を受けた。 | 雨時々曇、雷を伴う |
27日 | 湿った空気の影響を受けた。 | 曇時々雨一時晴 |
28日 | 気圧の谷や湿った空気の影響を受けた。 | 大雨一時曇 |
29日 | 高気圧に覆われたが、一時気圧の谷や湿った空気の影響を受けた。 | 晴後一時雨 |
30日 | 高気圧に覆われたが、一時気圧の谷や湿った空気の影響を受けた。 | 晴時々薄曇 |