詳細PDF
概要
第41巻14号
宮崎県農業気象速報
令和元年5月中旬
宮崎地方気象台
令和元年5月22日
気象概況
高気圧に覆われて晴れた日もあったが、気圧の谷や湿った空気の影響で曇りや雨の日が多かった。18日は、気圧の傾きが大きくなり、小林で日最大瞬間風速17.5m/s(東南東)を観測した。更に、18日から20日にかけて、日降水量が100mmを超える大雨となった所があり、日最大10分間降水量が串間で15.5mm、西都で14.0mm、赤江で13.5mm、国富で13.0mm、日最大1時間降水量が油津で81.5mm、宮崎で60.5mm、西都で58.0mm、都農で49.0mm、日之影で25.0mm、日降水量が都農で153.0mm、赤江で136.5mm、日之影で111.5mm、月最大24時間降水量が油津で293.5mm、宮崎で214.5mmを観測し、それぞれ5月の極値を更新した。
県内各地の旬平均気温は、平年差+0.2℃~+1.5℃で平年よりかなり高いか平年より高く、高千穂、神門、西米良では平年並だった。旬降水量は、63.0mm~433.5mm(平年比72%~567%)で平年よりかなり多く、高千穂、鞍岡、都城では平年より多く、西米良、加久藤、えびの、小林では平年並だった。旬日照時間は、平年比62%~85%の平年並か平年より少なかった。
宮崎市の旬平均気温は平年よりかなり高く、旬降水量は平年よりかなり多く、旬日照時間は平年並だった。
日々の天気概況 | 宮崎市の昼間の天気 | |
---|---|---|
11日 | 気圧の谷の影響を受けたが、次第に高気圧に覆われた。 | 曇時々晴一時雨 |
12日 | 高気圧に覆われた。 | 晴 |
13日 | 高気圧に覆われたが、次第に気圧の谷や湿った空気の影響を受けた。 | 晴後薄曇 |
14日 | 気圧の谷や湿った空気の影響を受けた。 | 雨後曇 |
15日 | 気圧の谷や湿った空気の影響を受けたが、次第に高気圧に覆われた。 | 薄曇時々晴 |
16日 | 気圧の谷や湿った空気の影響を受けた。 | 薄曇後一時晴 |
17日 | 気圧の谷や湿った空気の影響を受けた。 | 曇時々雨一時晴 |
18日 | 気圧の谷や湿った空気の影響を受けた。 | 雨 |
19日 | 気圧の谷や湿った空気の影響を受けた。 | 雨後一時曇 |
20日 | 前線や湿った空気の影響を受けた。 | 曇時々雨 |