令和2年12月農業気象速報下旬

詳細PDF

詳細は、画像をクリックしてください。PDFが開きます。

概要

第42巻36号
宮崎県農業気象速報
令和2年12月下旬
宮崎地方気象台
令和3年1月6日

気象概況

この期間は、低気圧や前線などの影響で曇りや雨の日もあったが、高気圧に覆われて晴れた日が多かった。30 日は、冬型の気圧配置が強まり、日最大風速が西都で北西の風15.1 m/s、西米良で北東の風11.7m/s、加久藤で北西の風10.2m/s、日最大瞬間風速が西都で西北西の風24.7m/s、小林で西北西の風23.1m/s、西米良で北北東の風22.6m/s、加久藤で北の風17.3m/s を観測し、それぞれ12 月の極値を更新した。また30 日は、強い寒気の流れ込みにより、初雪（平年より22 日早く、昨年より49 日早い）を観測した。
生物季節観測では、かえでの落葉を平年より11 日遅い31 日に観測した。
県内各地の旬平均気温は、平年差-1.1℃～-0.1℃で小林は平年並で、他は平年より低かった。旬降水量は、13.0 ㎜～41.0 ㎜（平年比63％～222％）で鞍岡、諸塚、えびの、小林は平年並で、他は平年より多かった。旬日照時間は、平年比98％～123％で高千穂、加久藤、串間は平年より多く、他は平年並だった。
宮崎市の旬平均気温は平年より低く、旬降水量は平年より多く、旬日照時間は平年並だった。