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概要
第41巻17号
宮崎県農業気象速報
令和元年6月中旬
宮崎地方気象台
令和元年6月21日
気象概況
期間を通して、高気圧と気圧の谷や湿った空気の影響を交互に受けて天気は数日の周期で変わり、14日から15日にかけては、前線を伴った低気圧が発達しながら九州南部付近を北東進したため、平野部では荒れた天気となった。また、気圧の傾きが大きくなり、古江で日最大風速13.5m/s(北)、日最大瞬間風速21.3m/s(北北東)を観測し、それぞれ6月の極値を更新した。
県内各地の旬平均気温は、平年差-1.2℃~-0.3℃で平年より低く、小林では平年よりかなり低く、宮崎では平年並だった。旬降水量は、48.0mm~141.0mm(平年比26%~91%)で平年より少なく、加久藤、えびのでは平年よりかなり少なく、古江、北方、延岡、日向では平年並だった。旬日照時間は、平年比118%~164%で平年より多いか、平年よりかなり多かった。
宮崎市の旬平均気温は平年並で、旬降水量は平年より少なく、旬日照時間は平年より多かった。
日々の天気概況 | 宮崎市の昼間の天気 | |
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11日 | 湿った空気の影響を受けた。 | 曇時々晴一時雨 |
12日 | 高気圧に覆われたが、一時湿った空気の影響を受けた。 | 晴時々曇 |
13日 | 高気圧に覆われたが、次第に気圧の谷や湿った空気の影響を受けた。 | 薄曇時々晴 |
14日 | 低気圧や前線の影響を受けた。 | 大雨 |
15日 | 低気圧の影響を受けた。 | 雨時々曇一時晴、雷を伴う |
16日 | 高気圧に覆われた。 | 晴 |
17日 | 高気圧に覆われた。 | 薄曇後晴 |
18日 | 気圧の谷や湿った空気の影響を受けた。 | 雨時々曇 |
19日 | 低気圧や湿った空気の影響を受けた。 | 雨後曇 |
20日 | 高気圧に覆われた。 | 晴後一時薄曇 |