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概要
第40巻27号
宮崎県農業気象速報
平成30年9月下旬
宮崎地方気象台
平成30年10月2日
気象概況
期間を通して、気圧の谷や前線等の影響で曇りや雨の日が多く、特に29日から30日にかけては、台風第24号や秋雨前線の影響で大荒れの天気となった。このため、30日に日最大1時間降水量が西都で78.5mm、日最大風向・風速が西都で21.8m/s(北)、日最大瞬間風向・風速が古江で38.6m/s(北)、日向で24.4m/s(北西)を観測し、それぞれ9月の1位を更新した。更に、日最大風向・風速が古江で21.5m/s(北)、加久藤で17.7m/s(北北西)、串間で21.0m/s(東北東)、日最大瞬間風向・風速が加久藤で28.6m/s(北北西)、西都で41.3m/s(北)、小林で33.4m/s(北北西)、赤江で40.1m/s(北東)、串間で36.0m/s(北東)を観測し、それぞれ観測史上1位を更新した。
生物季節観測では、ススキの開花を平年と同じ27日に観測、モズの初鳴を平年より18日遅い28日に観測した。
県内各地の旬平均気温は、平年差-0.6℃~+0.7℃の平年並で、加久藤、宮崎、串間では平年より高く、古江では平年より低かった。旬降水量は、156.5mm~469.5mm(平年比150%~419%)で平年よりかなり多く、北方、延岡、日向、加久藤、小林、油津では平年より多かった。旬日照時間は、平年比34%~81%で平年より少ないか平年よりかなり少なく、西米良では平年並だった。
宮崎市の旬平均気温は平年より高く、旬降水量は平年よりかなり多く、旬日照時間は平年より少なかった。
日々の天気概況 | 宮崎市の昼間の天気 | |
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21日 | 前線や湿った空気の影響を受けた。 | 雨後曇 |
22日 | 前線や湿った空気の影響を受けるが、次第に高気圧に覆われた。 | 晴時々曇 |
23日 | 高気圧に覆われたが、一時湿った空気の影響を受けた。 | 晴一時曇 |
24日 | 気圧の谷や湿った空気の影響を受けた。 | 曇時々雨 |
25日 | 気圧の谷や湿った空気の影響を受けたが、次第に高気圧に覆われた。 | 薄曇 |
26日 | 前線や気圧の谷の影響を受けた。 | 雨時々曇 |
27日 | 気圧の谷や湿った空気の影響を受けたが、次第に高気圧に覆われた。 | 晴一時雨 |
28日 | 前線や湿った空気の影響を受けた。 | 曇時々雨 |
29日 | 前線や台風第24号の影響を受けた。 | 大雨後一時曇 |
30日 | 台風第24号の影響を受けた。 | 大雨後一時曇 |