令和4年6月農業気象月報

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概要

令和4年（2022年）6月
宮崎地方気象台

６月の気象概況

期間の中頃にかけて高気圧に覆われて晴れた日もあったが、低気圧や梅雨前線の影響等を受けて曇りや雨の日が多く大雨となった日もあった。期間の終わりは高気圧の周辺部で暖かく湿った空気の流れ込みや上空に寒気が流れ込んだ影響で、大気の状態が不安定で雨や雷雨となった日があった。（極値更新表は下表参照）
九州南部（宮崎県を含む）は、6 月27 日ごろに梅雨明けしたとみられると発表した。平年より18 日早く、昨年より14 日早かった。
各地の月平均気温は平年差＋0.3℃～＋1.0℃で油津、鞍岡は平年並、その他は平年より高いかかなり高かった。月降水量は286.0 ミリ～589.5 ミリ（平年比52％～91％）でえびの、深瀬は平年よりかなり少なく、その他は平年並か平年より少なかった。月間日照時間は平年比112％～142％で鞍岡、西米良は平年並、その他は平年より多いかかなり多かった。

【上旬】

この期間、高気圧に覆われて晴れた日もあったが、低気圧や前線の影響等を受けて曇りや雨の日もあり、大雨となった日があった。
県内各地の旬平均気温は、平年差－0.5℃～0.5℃で宮崎、延岡で平年より高く、その他は平年並か平年より低かった。旬降水量は、44.5ミリ～172.5 ミリ（平年比54％～158％）で日向、都農は平年より少なく、その他は平年並か平年より多かった。旬日照時間は、平年比114％～145％で宮崎は平年よりかなり多く、その他は平年より多かった。
宮崎市の旬平均気温は平年より高く、旬降水量は平年並、旬日照時間は平年よりかなり多かった。

【中旬】

この期間、高気圧に覆われて晴れた日もあったが、低気圧や梅雨前線の影響等を受けて曇りや雨の日もあり、大雨となった日があった。
11 日に赤江では、日最大瞬間風速21.1ｍ/ｓを観測し、6 月としての極値を更新した。
九州南部（宮崎県を含む）は11 日に梅雨入りしたと見られ、平年より12 日遅く、昨年より31 日遅かった。
県内各地の旬平均気温は、平年差－0.8℃～－0.1℃で油津、鞍岡、西米良、加久藤、西都で平年より低く、その他は平年並だった。旬降水量は109.5 ミリ～246.0 ミリ（平年比45％～115％）でえびの、深瀬は平年より少なく、その他は平年並だった。旬日照時間は、平年比37％～70％で全ての観測点で平年より少なかった。
宮崎市の旬平均気温は平年並、旬降水量は平年並、旬日照時間は平年より少なかった。

【下旬】

高気圧の周辺部で暖かく湿った空気の流れ込みや上空に寒気が流れ込んだ影響で、大気の状態が不安定で雨や雷雨となった日があった。
九州南部（宮崎県を含む）は、6 月27 日ごろに梅雨明けしたとみられると発表した。平年より18 日早く、昨年より14 日早かった。
県内各地の旬平均気温は、平年差＋1.8℃～＋3.1℃で全ての観測点で平年よりかなり高かった。旬降水量は、41.5ｍｍ～217.0ｍｍ（平年比21％～73％）で加久藤では平年並、その他は平年より少ないかかなり少なかった。旬日照時間は、平年比171％～246％で鞍岡は平年より多く、その他は平年よりかなり多かった。
宮崎市の旬平均気温はかなり高く、旬降水量は平年より少なく、旬日照時間は平年よりかなり多かった。