令和7年6月農業気象月報

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概要

令和7年（2025年）6月
宮崎地方気象台

６月の気象概況

高気圧に覆われて晴れた日もあったが、梅雨前線や湿った空気の影響を受けて曇りや雨の日が多く、大雨で雷を伴う日もあった。（極値更新は下表参照）
九州南部（宮崎県を含む）は、6 月27 日ごろ梅雨明けしたとみられる。平年より18 日早く、昨年より19 日早かった。梅雨明けの時期は「かなり早い」となり、1951 年の統計開始来2 番目に早い梅雨明けとなった。
各地の月平均気温は平年差＋1.4℃～＋2.6℃で、すべての観測点で平年よりかなり高かった。月降水量は192.0 ミリ～810.5 ミリ（平年比35％～84％）で、西米良、加久藤、えびの高原、野尻は平年並、その他は平年より少ないか、かなり少なかった。月日照時間は平年比111％～166％で、鞍岡は平年並、その他は平年より多いか、かなり多かった。

【上旬】

高気圧に覆われて晴れた日もあったが、梅雨前線の影響を受けて雨で大雨となった日があった。

【中旬】

高気圧に覆われて晴れた日もあったが、梅雨前線や気圧の谷、湿った空気の影響により曇りや雨で雷を伴う日もあった。

【下旬】

期間の前半は気圧の谷や湿った空気の影響で、曇りや雨で雷を伴う日があったが、後半は高気圧に覆われて晴れの日が続いた。