令和4年7月農業気象月報

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概要

令和4年（2022年）7月
宮崎地方気象台

７月の気象概況

高気圧に覆われて晴れた日もあったが、台風第4 号、台風第5 号や湿った空気の影響で曇りや雨の日が多く大雨となった日もあった。
（極値更新表は下表参照）
各地の月平均気温は平年差＋0.1℃～＋0.9℃で全ての観測点で平年並か平年より高かった。月降水量は218.0 ミリ～1078.0 ミリ（平年比54％～190％）で高千穂、鞍岡、日之影、都農は平年より少なく、その他は平年並か平年より多かった。月間日照時間は平年比66％～91％で油津、西米良、小林は平年並、その他は平年より少なかった。

【上旬】

高気圧に覆われて晴れた日もあったが、台風第4 号や湿った空気の影響を受けて、雨や雷雨で大雨となった日があった。
県内各地の旬平均気温は、平年差＋0.5℃～＋1.5℃で宮崎、油津、西都、赤江は平年並、その他は平年より高いかかなり高かった。旬降水量は、40.5ｍｍ～347.0ｍｍ（平年比24％～219％）で宮崎は平年よりかなり多く、高千穂、日之影は平年並より少ないかかなり少なく、その他は平年並か平年より多かった。旬日照時間は、平年比77％～148％で全ての観測点で平年並か平年より多かった。
宮崎市の旬平均気温は平年並、旬降水量は平年よりかなり多く、旬日照時間は平年並だった。

【中旬】

この期間は、前線や湿った空気の影響を受けて、雨や雷雨となった日が多かった。
15 日は加久藤で日最大1 時間降水量94.0 ミリ、小林で80.5 ミリ、同日、加久藤で日最大10 分間降水量28.0 ミリを観測し、いずれも
年間の極値を更新した。
県内各地の旬平均気温は平年差－0.2℃～＋0.9℃で油津、赤江、串間は平年より高く、他は平年並だった。旬降水量は48.5ｍｍ～
563.5ｍｍ（平年比50％～314％）で都城、加久藤、えびの、小林は平年よりかなり多く、他は平年並か平年より多かった。旬日照時間は、平年比50％～71％で全ての観測点で平年より少なかった。
宮崎市の旬平均気温は平年並、旬降水量は平年より多く、旬日照時間は平年より少なかった。

【下旬】

期間前半は、高気圧に覆われて晴れた日が多く、後半は台風第5 号や湿った空気の影響を受けて、曇りや雨で雷を伴う日もあった。
県内各地の旬平均気温は平年差－0.2℃～＋0.5℃で串間は平年より高く、他は平年並だった。旬降水量は64.5ｍｍ～258ｍｍ（平年比57％～163％）で全ての観測点で平年並か平年より多かった。旬日照時間は、平年比70％～97％で都城、加久藤、串間は平年並、他は平年より少なかった。
宮崎市の旬平均気温は平年並、旬降水量は平年より多く、旬日照時間は平年より少なかった。