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概要
第42巻18号
宮崎県農業気象速報
令和2年6月下旬
宮崎地方気象台
令和2年7月2日
気象概況
期間の前半は、高気圧に覆われて晴れた日が多かったが、後半は、梅雨前線や湿った空気の影響で曇りや雨の日が多かった。25 日は暖かい空気が流れ込み、赤江で全国で最も高い日最高気温34.6℃を観測し、日最高気温の高い方からの6月の極値を更新した。また、27日から28 日と30 日は、九州付近に停滞した梅雨前線の影響で大気の状態が非常に不安定となって大雨となった所があり、土砂災害発生の危険度が高まったとして、小林市、綾町に土砂災害警戒情報を発表した。
県内各地の旬平均気温は、平年差-0.7℃~+0.8℃で全ての観測所で平年並だった。旬降水量は、96.5 ㎜~689.0 ㎜(平年比71%~275%)で宮崎、油津、西米良、小林、串間は平年より多く、他は平年よりかなり多いか、平年並だった。旬日照時間は、平年比124%~171%で西都、小林は平年よりかなり多く、他は平年より多かった。
宮崎市の旬平均気温は平年並で、旬降水量と旬日照時間は平年より多かった。
日々の天気概況 | 宮崎市の昼間の天気 | |
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21日 | 湿った空気の影響を受けた。 | 曇時々雨 |
22日 | 高気圧に覆われた。 | 晴 |
23日 | 高気圧に覆われた。 | 晴 |
24日 | 高気圧に覆われたが、次第に湿った空気の影響を受けた。 | 晴時々曇 |
25日 | 湿った空気の影響を受けた。 | 曇一時雨後一時晴 |
26日 | 梅雨前線の影響を受けた。 | 曇時々雨一時晴、雷を伴う |
27日 | 梅雨前線や湿った空気の影響を受けた。 | 大雨時々曇、雷を伴う |
28日 | 梅雨前線の影響を受けたが、次第に高気圧に覆われた。 | 晴一時雨後曇 |
29日 | はじめ高気圧に覆われたが、次第に梅雨前線や湿った空気の影響を受けた。 | 曇時々雨一時晴 |
30日 | 梅雨前線の影響を受けた。 | 大雨後時々曇、雷を伴う |
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