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概要
第40巻3号
宮崎県農業気象速報
平成30年1月下旬
宮崎地方気象台
平成30年2月1日
気象概況
この期間は、高気圧に覆われて晴れの日と、低気圧や前線、気圧の谷、湿った空気の影響で曇りや雨の日が短い周期で変わった。24日は冬型の気圧配置となって気圧の傾きが大きくなり、西米良で日最大風向・風速が北北東の風10.4m/sを観測、日最大瞬間風向・風速が北の風18.4m/sを観測し、それぞれ1月の1位を更新した。27日は高気圧に覆われて晴れとなり、寒気と放射冷却の影響で冷え込み、赤江で-3.8℃を観測し、日最低気温の低い方からの観測史上1位を更新した。
また、30日に「長期間の低温に関する宮崎県気象情報第3号」を発表し、農作物の管理等に注意を呼びかけた。
生物季節観測では、ヒバリの初鳴を平年より11日早い30日に観測した。
県内各地の旬平均気温は、平年差-2.7℃~-1.5℃で平年よりかなり低く、神門、西米良、加久藤、都城、串間では平年より低かった。
旬降水量は、13.0mm~24.0mm(平年比53%~99%)の平年並で、えびの、小林では平年より少なかった。旬日照時間は、平年比111%~141%で平年より多いか平年よりかなり多く、油津では平年並だった。
宮崎市の旬平均気温は平年よりかなり低く、旬降水量は平年並で、旬日照時間は平年より多かった。
日々の天気概況 | 宮崎市の昼間の天気 | |
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21日 | 高気圧に覆われたが、気圧の谷や湿った空気の影響を受けた。 | 晴時々曇 |
22日 | 低気圧の影響を受けたが、次第に高気圧に覆われた。 | 雨後時々晴一時曇 |
23日 | 冬型の気圧配置となった。 | 快晴 |
24日 | 冬型の気圧配置となった。 | 晴 |
25日 | 高気圧に覆われたが、気圧の谷の影響を受けた。 | 晴一時曇 |
26日 | 高気圧に覆われた。 | 快晴 |
27日 | 高気圧に覆われた。 | 快晴 |
28日 | 前線や気圧の谷の影響を受けた。 | 雨時々曇 |
29日 | 気圧の谷の影響を受けたが、次第に高気圧に覆われた。 | 晴時々曇 |
30日 | 高気圧に覆われた。 | 晴 |
31日 | 気圧の谷の影響を受けた。 | 曇 |